2011.03.02 Wednesday
<挨拶
ジョーです。ごきげんよう。
2週間更新をサボりました。風邪を引いていたとかいう理由もありますが、まあそれ以上にテイルズやってました。すいません。でもアレです。漫画界の偉い人とかも新作ゲームが出たら連載中断したりしますから、世の中はそういう風に出来ているということで。
今確認したらマイソロ3のプレイ時間が70時間になってましたよ。3週間で結構やったなあ。後は隠しダンジョン制覇したら終わりって感じですけども。
で、まあ、そういう訳で。最後にラノベの感想文を書いたのがどうも去年の9月1日のようなので、実に半年ぶりっていう。感想書いてないラノベが積み上がってるので、そろそろ消化していきましょうかと思った次第。余談だが積ん読になってるラノベも15冊くらいある。全く自慢にならない。
○花咲けるエリアルフォース ガガガ文庫・杉井光
今回は思い立って、何作かまとめて一言づつコメントではなくて1記事1シリーズで感想を書いていこう!と思ったんですけども、そこで最初に持ってこようと思ったのがこれ。今年の2月23日初版発行と書いてある新刊。いや、だってホラ、どうせ書くなら新刊の感想のほうが需要があるかなあと。
と言うわけで本作。「さよならピアノソナタ」「神様のメモ帳」などでお馴染みの杉井光が、この度ガガガ文庫から出版した新作であります。今回は架空の日本で起こった内戦を舞台にしたSFテイストの戦争もの。あとがきで杉井光本人が書いておりますが、
という言葉の通り、中々危険なネタが詰まっております。何が危険って、本作における最重要戦術拠点・靖国神社の異常なまでのフィーチャーっぷりもさることながら、ヒロインの桜子がな。皇国において唯一苗字のない家系にして、現皇国元首。愛称へーか。
何と言うか、ラノベのヒロインに皇族を持ってくるっていうのは新しいよな…。いや、冷静に考えると「さる国の王女」って設定の物語なら数あると思うんですけども、日本の皇室をネタ元にしている作品はちょっと思い付かない。杉井光が右寄りの人から襲撃されないか無駄に心配である。
それで、本作がどういう話かといいますと、「議長国」の支援を受ける西日本「民国」と「連邦」の支援を受ける東日本「皇国」の内戦において、主人公やヒロインは皇国空軍で9機しか存在しない一騎当千の特殊戦闘機「桜花」のパイロットという立場なので、物語は桜花隊の面々の人間模様やら、桜花隊から見た内戦の描写がメインになります。萌えとかはないです。いや、へーかは戦意高揚のため自らミニスカで戦闘機に乗り込む全皇国民のアイドルですが、アレです。インフィニットなんたらみたいなああいうSFじゃないんです!硬派ですよ硬派!嫌なら読むな!
というわけで、基本設定だけ書くと何やらよくある架空戦記ものっぽいですが、本作の最大の魅力は、何と言ってもタイトルの通り「桜花」という戦闘機にあります。
・動力源はソメイヨシノ。
・パイロットが「浸透圧」を維持する限り、あらゆる攻撃が無効化される。
・攻撃手段は唯一、己が撒き散らす桜の花びら。
性能はチート級ながらも運用面でキッチリ弱点が存在するので、不必要なまでの俺つえー感はなくてバランスが取れており、何より、桜の花を思わせるフォルムの機体が花びらを散らせながら圧倒的な強さで空を舞うとか、もう想像するだけでワクワクするじゃないですか。想像するだけでワクワクするけど、でもこれはやはり是非とも映像で見たい。アニメ化するなら桜子のCVは日笠陽子以外有り得ないと思うのでよろしくお願いします。
それにしても、杉井光は若手ながらも凄い文章力があるなあと本作を読んで改めて思った次第。ラノベらしくスッと読めるのに、中身がえらくぎっしり詰まってる。これはひょっとすると秋山瑞人とか冲方丁の域に達してるんじゃあるまいか。それなのに今度エロゲーに作品を提供するとかお前一体どういう事か。あなたが神か。
○今日のニコニコ
こういうのを見るとやっぱアイマス2はモデリングはすごいなあと思う。モデリングは。それにしても伊織ソロのPVが全然なくて寂しい限りなんですけど、やっぱアレか、伊織ファンは誰もアイマス2買ってないっていうアレか。まあ買わないよな普通。
ジョーです。ごきげんよう。
2週間更新をサボりました。風邪を引いていたとかいう理由もありますが、まあそれ以上にテイルズやってました。すいません。でもアレです。漫画界の偉い人とかも新作ゲームが出たら連載中断したりしますから、世の中はそういう風に出来ているということで。
今確認したらマイソロ3のプレイ時間が70時間になってましたよ。3週間で結構やったなあ。後は隠しダンジョン制覇したら終わりって感じですけども。
で、まあ、そういう訳で。最後にラノベの感想文を書いたのがどうも去年の9月1日のようなので、実に半年ぶりっていう。感想書いてないラノベが積み上がってるので、そろそろ消化していきましょうかと思った次第。余談だが積ん読になってるラノベも15冊くらいある。全く自慢にならない。
○花咲けるエリアルフォース ガガガ文庫・杉井光
今回は思い立って、何作かまとめて一言づつコメントではなくて1記事1シリーズで感想を書いていこう!と思ったんですけども、そこで最初に持ってこようと思ったのがこれ。今年の2月23日初版発行と書いてある新刊。いや、だってホラ、どうせ書くなら新刊の感想のほうが需要があるかなあと。
と言うわけで本作。「さよならピアノソナタ」「神様のメモ帳」などでお馴染みの杉井光が、この度ガガガ文庫から出版した新作であります。今回は架空の日本で起こった内戦を舞台にしたSFテイストの戦争もの。あとがきで杉井光本人が書いておりますが、
ある意味では、これまで僕が書いてきた中で最も危険な物語でもあります。
という言葉の通り、中々危険なネタが詰まっております。何が危険って、本作における最重要戦術拠点・靖国神社の異常なまでのフィーチャーっぷりもさることながら、ヒロインの桜子がな。皇国において唯一苗字のない家系にして、現皇国元首。愛称へーか。
何と言うか、ラノベのヒロインに皇族を持ってくるっていうのは新しいよな…。いや、冷静に考えると「さる国の王女」って設定の物語なら数あると思うんですけども、日本の皇室をネタ元にしている作品はちょっと思い付かない。杉井光が右寄りの人から襲撃されないか無駄に心配である。
それで、本作がどういう話かといいますと、「議長国」の支援を受ける西日本「民国」と「連邦」の支援を受ける東日本「皇国」の内戦において、主人公やヒロインは皇国空軍で9機しか存在しない一騎当千の特殊戦闘機「桜花」のパイロットという立場なので、物語は桜花隊の面々の人間模様やら、桜花隊から見た内戦の描写がメインになります。萌えとかはないです。いや、へーかは戦意高揚のため自らミニスカで戦闘機に乗り込む全皇国民のアイドルですが、アレです。インフィニットなんたらみたいなああいうSFじゃないんです!硬派ですよ硬派!嫌なら読むな!
というわけで、基本設定だけ書くと何やらよくある架空戦記ものっぽいですが、本作の最大の魅力は、何と言ってもタイトルの通り「桜花」という戦闘機にあります。
・動力源はソメイヨシノ。
・パイロットが「浸透圧」を維持する限り、あらゆる攻撃が無効化される。
・攻撃手段は唯一、己が撒き散らす桜の花びら。
性能はチート級ながらも運用面でキッチリ弱点が存在するので、不必要なまでの俺つえー感はなくてバランスが取れており、何より、桜の花を思わせるフォルムの機体が花びらを散らせながら圧倒的な強さで空を舞うとか、もう想像するだけでワクワクするじゃないですか。想像するだけでワクワクするけど、でもこれはやはり是非とも映像で見たい。アニメ化するなら桜子のCVは日笠陽子以外有り得ないと思うのでよろしくお願いします。
それにしても、杉井光は若手ながらも凄い文章力があるなあと本作を読んで改めて思った次第。ラノベらしくスッと読めるのに、中身がえらくぎっしり詰まってる。これはひょっとすると秋山瑞人とか冲方丁の域に達してるんじゃあるまいか。それなのに今度エロゲーに作品を提供するとかお前一体どういう事か。あなたが神か。
○今日のニコニコ
こういうのを見るとやっぱアイマス2はモデリングはすごいなあと思う。モデリングは。それにしても伊織ソロのPVが全然なくて寂しい限りなんですけど、やっぱアレか、伊織ファンは誰もアイマス2買ってないっていうアレか。まあ買わないよな普通。
Comment
このブログを読んで神様のメモ帳を探していたんですが、
どこも6巻しかありません。
流行ってるの?それとも嫌がらせ?
代わりに「花咲けるえリアルフォース」を買ってきます。
…売ってるでしょうか。
どこも6巻しかありません。
流行ってるの?それとも嫌がらせ?
代わりに「花咲けるえリアルフォース」を買ってきます。
…売ってるでしょうか。
Posted by: TooToo | at: 2011/03/02 11:03 PM
元々大して在庫がなかったところにアニメ化の話題があったので、岸田メルの絵につられた人が買い占めたとかいうストーリーが想像できますw
花エリは昨日早速重版がかかったと杉井光がつぶやいてたので、ものすごくあるか全くないかの二択ですな!
花エリは昨日早速重版がかかったと杉井光がつぶやいてたので、ものすごくあるか全くないかの二択ですな!
Posted by: ジョー | at: 2011/03/02 11:22 PM